柿渋ロングウォレット“SHUIコラボ”

2009年12月19日

第八話 コンチョサンプルあがり

このブログは、京でんが企画した商品がどのように作られているのか、商品が完成するまでの軌跡としてご紹介致します。

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いよいよコンチョのサンプルが出来たということで、
引取りに行ってまいりました。

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「かっこいい!」と社長はじめ私たちも絶賛するほどの完成度。

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森本景一氏から、監修によるコメントを文面でいただいたので記しておきます。

DSC05416

「監修によるコメント」

鳳凰は中国の伝説の鳥であり瑞祥の代表とされている。鳳凰の鳳は雄、凰は雌を表すが、その外観からは雄雌の区別はない。また鳳凰は桐の木にしかとまらないとされ、文様でも鳳凰と桐は切っても切り離せないのである。
今回制作の紋章、「桐の鳳凰」は左に桐、右に鳳凰が配されたものである。それは紋帖で見慣れた、上に鳳凰、下に桐という上下の組み合わせではなく、私には新鮮でかつ不思議な力を感じる。
左右非対称は戦国時代の家紋によく見られた古い構図だといえよう。
この「桐に鳳凰」のデザインはその原点ゆえのエネルギーが表現されているのではないだろうか。

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なるほど、原点ゆえのエネルギー。

常識に捉われたデザインではなく新たな構図を取り入れることで、よりアートとしてのデザイン性・紋としての独創性が高まり、

エネルギー溢れる創作紋として仕上がったのかもしれません。


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